Mac mini M2を外付けM.2 NVMe SSDで動かす

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MacBook Pro 13インチ 2017年モデルを6年ぐらい使ってきました。最近のXcodeではなかなか厳しくなりましたので、買い替えを考えてました。

色々悩んだ末、Mac mini M2がコスパ的に良さそうですので、それにしたいところですが、別の記事でも紹介したように、Xcodeは結構ハードディスクの容量を食います。

そのため、次のMacのハードディスク容量はめせて512GBがほしいところです。

ところで下記の通り、SSDがだいぶ安くなった今でも、Appleならではこの値段です。

512GBでは容量が大きいだけではなく、読み書き速度も256GBになるのは分かりますが、、それにしても手が出しづらいあなた(私)!第3の選択肢があります!

※参考:I/O speeds of various M2 SSD configurations

Mac Mini M2 at 256GB SSD ~ 1,500 MB/s (1 x 256GB SSD)
Mac Mini M2 at 512GB SSD ~ 3,000 MB/s (2 x 256GB SSD)

最小スペックのMac mini M2を買って、外付けM.2 NVMe SSDにmacOSをインストールして使うことです!

外付けM.2 NVMe SSDを用意

今回は以下の動画を参考にしてました。

動画で紹介されたものと同じものを購入しました。ご参考までに以下にアマゾンのリンクを貼っておきます。

ケースは4000円割引がありましたので、1万円ぐらいで購入できました。

SSDはコスパが良さそうな1TBを選んで合わせて2万円弱ですが、+28,000円で512GBよりはずっとお得ではないでしょうか。

あとは内蔵SSDと同等な性能が出せるかどうかですが、それについては後半紹介します。

外付けM.2 NVMe SSDにmacOSをインストール

How to Install macOS on External Drive [macOS Ventura/Monterey]を参考にインストールしました。

参考ページは結構丁寧に書いてますので、詳細は割愛しますが、流れだけ紹介すると以下になります。

  1. 外付けSSDをフォーマット
    参考ページではフォーマットを「macOS Extended」として紹介してますが、公式「Macのディスクユーティリティで利用できるファイルシステムフォーマット」は下記のように紹介されてますので、私は「APFS」でフォーマットしてます。

    Apple File System(APFS)

    Apple File System(APFS)はmacOS 10.13以降を使用するMacコンピュータのデフォルトのファイルシステムで、強力な暗号化、領域共有、スナップショット、高速なディレクトリのサイズ調整、および基本的なファイルシステムの向上を特徴としています。

  2. Mac miniを普通に起動し、App Storeで「macOS Sonoma」を検索してダウンロードします。←現時点最新版
  3. ダウンロードしたmacOS Sonomaを起動し、外付けSSDを選んでインストール

あとの手順はmacOSのインストールとなんの変わりもありませんので、詳細は割愛します。

SSD速度比較

Disk Speed Test(App Storeからインストールできます)というツールを使ってSSDの読み書き得度を測ってました。

Mac mini M2内蔵のSSDは以下の通りです。読み込み速度はに1,500MB/sぐらい、書き込み速度は1,400MB/sぐらいといったところでしょうか。

外付けM.2 NVMe SSDから起動したmacOSで同じソフト使って測ってみたところ、結果は下記の通りです。

読み込み速度はに2,700MB/sぐらい、書き込み速度は2,400MB/sぐらいになりました。

意外ではないでしょうか。予め調べて動画見た上でやったので、おぉ〜やっぱりとなりましたが、USBのインタフェースも進歩されてますね!

今では、内蔵だから早い、外付けは遅いという時代ではなくなってますね。

まとめ

これで1TB+内蔵の256GBの容量が使えます。Mac mini内蔵で1TBだと+56,000円ですので、外付けM.2 NVMe SSDは結構いい選択肢になるではないでしょうか。

まだセットアップしてから二日目ですが、今のところなんの違和感もないですね。

アマゾンのSSDケースのレビュー欄には、めっちゃ熱くなるとの投稿があって、若干気になりましたが、私の環境だと今のところそんなもなく、触ったら、ほんのちょっと暖かい感じです。

まあ、そもそも中身はどんなSSDなのか、どういうときに熱くなるかも分かりませんので、単純比較もできませんね。

といったところで、今のところ快適です。今後もし問題が出たら、また記事にして皆さんに共有します。

これでiPhoneアプリ開発シリーズの更新できない言い訳が1個なくなったので、取り組むしかないですね!


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